Tempeh


 

作り置き素材で便利なので時々テンペを買うようになりました。
テンペとは、茹でた大豆を葉で包み、葉に存在するテンペ菌により発酵させたもの。
 
アメリカにいた時からその存在は知っていたけれど、使うようになったのはつい最近のことです。
マレー文化で育ったムスリムの同僚に味付け法などを訊いてみるととても汎用性が高そうで、
ではまず自分流で調理してみようかと思い、買ってみたのが最初です。
 
スーパーでヒジャブ姿の女性が複数買っているのを時々見ていたので、
まずはトラディショナルなタイプを買ってみたらこれが美味しかった。
 
葉っぱに包まれたテンペが2枚入りで日本円で感覚的に50円くらいでしょうか。

 
 
 
 
包んでいる葉をそろりと開けて。
ふわふわとしたテンペ菌で覆われています。匂いのない納豆を固めたような感じ。
 
葉に包まれたタイプの特徴は、周りに緑色のカビみたいなものがついていることです。 
スーパーに行くと真空パックになり綺麗に四角く形成されたテンペも売っていて、
このタイプは真っ白で見た目にはとても綺麗なのですが、私には食感がもの足りません。
 
折角東南アジアにいるのだから、今しか手に入り難いものを選びたいのと、
笹の葉の形状のテンペは、焼くと薄い部分と厚い部分の食感が違っていてとてもいいのですよ。
 
 
オイルをちょっぴり多めにして揚げ焼きのようにして作り置き。
この時点では味付けはなし。

 



タンパク質は欲しいけどお肉がないとか、軽く済ませたいときに味付けを変えて一品に。
この日は焼き肉のタレを絡め仕上げ焼きしました。

時にはコチュジャンでヤンニョムチキン風にしたり、
また、素焼きしておいたものを更にダイスに切ってキーマカレーにしたり。
汎用性が高く、また栄養価も高い。

私はベジタリアンでもビーガンでもないですが、
『食文化』というものそのものに興味があるみたいです。
みたい、なんて全くもって他人事の様に表現していますが。笑
 
自分のことなんてそこまで厳密に知っているわけではないのですよね。 

このテンペ、食べられるのがあと少しの期間。
自分で調理ができる環境への限界がきました。
 
今週は引っ越し業者が見積もりにくる予定です。
あれよあれよと色んなことが決まってきていて落ち着かない日々です。
 
 


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