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6月, 2020の投稿を表示しています

ヘナカラー

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前回のヘアカットの時に担当美容師さんとお話しして、ヘナカラーを試してみたくて中国語のクラスが終わったその足で美容院へ向かう。 何と、今月6月に二度目の美容院訪問。 月に二度も美容院へ行くなんて人生で初めてではないだろうか。 (思い出せば10代後半で片側だけ刈り上げるスタイルをした時には行ったかも) 50を過ぎたとは言え、美容師さんには探すほどしかないと言われる私の白髪だけど、ワンレングスの分け目や、仕事中に束ねた髪の裾から数本見つけて絶対に次はプロにお願いしようと思っていた。 結果は大大満足。 染め終わった後の炭酸シャンプーとマッサージが何とも至福の時間だった。 しかも予想以上に良心的な料金。 丁寧な仕事をされる柔らかい雰囲気の美容師さんで、当たりだったなと思う。 こういうのも縁なのかもしれない。 自宅に戻った夕方には既に月が出ていた。 夕飯の支度の前に芝刈りと庭掃除、そして一階の全ての窓を洗った。 語学クラスからのベーカリーで一人ランチ、美容院、庭掃除と、とても充実した休日。 二週に一度のペースならこれくらいの行動をする休日がある方が精神に良いと感じる。 そして。 もう既にあの美容師さんのマッサージと炭酸シャンプーが恋しい。 少し髪を伸ばす方向でスタイルの相談をしているからヘアカットは必要ないのだけど、あのシャンプーとマッサージ恋しさに7月もまた足が向きそうである。

笑うということ

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十数年ぶりに行ってみた郷里のデパートメントストアは見違えるばかりに様変わりしていて、大陸からの観光客の多さに驚くばかりだった。 普段から中国語は聴き慣れているので、日本に帰ってきた感じすら薄れるほど。 昨年の帰省から早くも一年。 この一年は長い様で色んな出来事があったなと、久しぶりに幼馴染とLINEで長話しをして思い出したりした。 私にはこれまでLINEはアカウントを作る必要が全く見つけられないほどに周りにやっている人が居なかったけれど、転々とする外国暮らしで今こうして友人達と繋がっていられるのはこのツールのお陰とも言える。 郷里の友人達の繋がりは想像するにとてもレアなもので、聞くと度々集まっては飲みに行くという。 上の娘がまだ中学生くらいの頃に一度、幼馴染と彼女の娘と一緒に出掛けた事がある。 その時は長らく滞在したので日々一緒に過ごしていたら彼女の娘が、お母さん達の関係が羨ましいと言った。 事実、幼馴染と私とのことなんだけど、彼女の言わんとするところが何となくわかる。 私なんて20代中頃から郷里を離れた後は数えるほどしか帰省していないのに、帰ればそこに居場所を感じる事ができるのだから、故郷でのそれまでのいいことも悪いことも含めて全てポジティブに転じているという感じ。 当の本人は忘れていたというのに、あまりにも幼馴染が私の黒歴史の詳細を記憶している事がとてもおかしかった。(そんな大昔の彼氏のこと忘れてるよ 笑) 今も地元の同級生達はそれぞれの近辺に住んでいて、仕事での関係があったりもするらしく、幼馴染が送ってくれた画像には昔の面影がうっすら残る顔ぶれが並んでいた。 時差を超え、喋り倒して大笑いした二時間あまり。 涙が出てくるほどあんなに笑ったのは久しぶりだった。 大笑いすると楽しい気分がこれだけ持続するのかぁ。 飲みに行こうと言って数日後にすぐ行ける距離ではないけれど、飛行機一本乗ればすぐなんだし、行ったり来たりしよう!と、そう言って真夜中に話を終えた。 早く収束しないかな、コロナ。

Saga Seedsとフェイズ2

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鞘についたまま落ちたサガの実を見つけた。 いつもこの赤い実だけが道端に落ちていて、この実について知った当初は珍しがって拾ったけれど今ではこれも当たり前の風景になってしまっていて拾うこともなくなった。 友達に、私の住んでいる地区なら沢山見つかるはずだと言われたものの見つけられなかったのに、今思うと当時の行動範囲が狭かっただけだった。 それくらい歩いていると必ず見かける。 この赤い実を100個集めて愛を告白するなどという伝説もあり、ラブシードとも呼ばれているサガの実。 日本でも奄美や沖縄にはあるらしいけど、まさか私が戻るはずの北米にはないだろう。 これからはこの鞘についたサガシードを見つけた時、気が向いたら幾つか集めることにして瓶に溜めてみようかな、 そんなことを考えついた仕事の帰り道。 それはそうと、今週の金曜日からフェイズ2に入る。 5人までのゲストは自宅に呼んでいいということになり、早速友人宅でディナーの予定。 アメリカンファミリーなのでBBQか、もしくは彼オリジナルのフライドチキンか。 どちらでも楽しみ。 彼は昨年の感謝祭時にターキーを丸ごと(!)揚げたフライドターキーを作ってくれて、人生で初めて食べる食感のターキーに感動すらした、いわばフライドチキンマスター。 久しぶりに人と囲む食事に気分が晴れる。

久しぶりのヘアカットへ

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髪というものは収拾がつかなくなるタイミングが1週間ごとに訪れる気がするのは私だけだろうか。 長くなってきた→纏まりやすい?(巻く)→長めだけどまだ大丈夫(巻く)→もうだめだ、限界(纏める)、という状態がそれぞれ一週間ずつ。 限界が見え始めた時にヘアサロンの全てのサービスが解禁になってよかった。 即座に予約、先週やっと部分ストレートパーマとカットをしてもらった。 表面と裾を巻いて楽しむことが多いので、癖が目立つ部分のみのストレート。 実は、今回は初めてのサロンへ行ったのだけども、混んでいたのにも関わらずとてもリラックスできたことが感動レベルで。 多分、担当してくださった男性美容師の方の雰囲気がその理由。 話していて嫌な気持ちにならないし、気をつけてくださっているのは十分に伝わりつつ、それがとても自然で好もしい。 元来白髪はとても少ないけれど、流石に最近は気になる数本がちらほら出てきたので、来月はヘアカラーをお願いすることにした。 画像は先日ネットで買ったアイテム上下を合わせたので備忘録として。 Zaraの このスカート は汎用性が高くてとても気に入っている。 今リンクを貼るためにサイトを開けてみたら買ったサイズはもう無い様で、買ってよかった!と満足感ひとしお。 髪が短くなったらピアス欲しさに更に拍車がかかった模様。

道端の花

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出稼ぎ労働力に頼るこの国は、Covid-19蔓延によりこんな影響もあると思わされることのひとつが道端に蔓延る雑草。 とにかく亜熱帯気候ゆえに植物の成長は速いし、ことポトスは、ここに来るまで私の人生では見たことのない葉の大きさだったりする。 だけど、雑草が蔓延るお陰で以前から気になっていたとても可愛い花まで沢山見かける様になった。 つゆ草にも似た、白い可憐な小さな花。 随分前に草むらにしゅっとひとつだけ白い頭を持ち出して咲いているのを見つけて、一瞬手折って落ち帰ろうと思ったのだけど、何せ気温の高い気候なので生花が保たないのでやめた。 こちらのピンク色の綿毛の様な花は、オジギソウ。 子供の頃に近所の家の小さな鉢植えのオジギソウの葉を触ると閉じる様子が面白くて何度も何度も同じことをしていた記憶がある。 わざわざお金を出して買う鉢植えの花が、ここでは雑草。 出稼ぎ労働者宿舎内で沢山の陽性反応者が出たために、いまだ殆どの人が隔離されている。 今月に入り、陰性となり隔離施設から出た人から徐々に仕事復帰するということで、今週はとても久しぶりに草刈りをする数名のグループを見かけた。 お昼時間に長靴を脱ぎ、裸足になって道端にごろりと寝転んで休憩されているのを見て、何だか嬉しい気持ちになった。 通勤のバスは混んできたし、少しずつだけど以前の風景が戻りつつあるのを実感している。 もう雑草がここまで蔓延ることはないのかな、と、オジギソウの原っぱを画像に収めておくことにして。

黒い蝶

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出勤日、いつもと違う筋道を選んで帰ってきた。 この道に柳の枝の様に長く垂れ下がる木を植えているお宅がある。 私はこの木の枝が風に揺れる様が好きで、理由は日本を思い出すから。 この空間だけ南国とかけ離れているように感じる。 今日は初めてこの枝に珍しく花がついているなと、暫く見つめていたら黒い蝶だった。 止まる枝を探しているのか、ひらひらと私の頭上を旋回する様子に見惚れてしまう。 あ、写真を撮らなきゃ! と、iPhoneを取り出して一枚撮ったら、シャッター音に驚いたのか止まる枝を失ったように激しく跳び回った。 どうやらとても警戒しているらしい。 暫く撮らないで観察していると、蝶はまたゆっくりと私の頭上を優雅に旋回を始めた。 なのに。 私が蝶の姿をこの画像に収めた後で音に驚いた蝶は遠くへ飛んで行ってしまった。 一時、蝶と心が繋がりそうな気さえしたのでとても残念。 帰宅してからちょっとネットで調べてみた。 「黒色の蝶が人に寄ってくることがあればその人がいい波長を出している、エネルギーの充実」  いいことは信じる性質なので気分が軽くなる。 明日は金曜日。 週末の過ごし方を考えながら、今夜はゆっくりしよう。

fast fashion

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サーキットブレーカーが始まった頃は買い物がしたくてしたくてたまらなかったのか、 暇さえあればネットをうろついては買いたいものを探していた。 外出がままならないので(仕事には行くけれど)頭の中で外出を想像し、とにかくワードローブを一新したいばかりに『買う』という行為のみにフォーカスしてしまってした気がしてる。 サスティナブルを意識したローカルブランドで一度買い物をした。 とても満足できた買い物で、購入後に幾度かのメールで如何に素敵なアイテムだったかとお店の人とやり取りを重ねたくらい。 殆ど毎日スニーカーの私が目を付けていたスニーカーがセールになっていたのが買い物のきっかけで、勢いついて初めてのfast fashionサイトでも買い物をしてしまった。 何となくサイト内をブラブラしていて、いいなと思ったものを数点カートに入れていた。 デニムスカートやTシャツなど。 ワードローブがリフレッシュし、なかなか使えるじゃないか、というのが感想だった。 週に数日の出勤日に新しい服を着るのが楽しみで、こういう気分は大切だなと思う。 サイトを見ていると気になるデザインがちらほらとあり、自分のサイズが欠品なので入荷の案内メールの登録をしておいたので、また二度目の買い物へ自然と誘われる形になってしまった。 そして二度目。 撃沈。 何となくデザインが自分の雰囲気と違っていたり、生地が気に入らない。 それでも何とかならないかと、娘と二人であれこれ着替えてコーディネートを考えてみたけれど最終的に4アイテムを返品することにした。 価格帯は決して高くはないのに支払った金額は合計で数百ドルになってしまった。 今はまたローカルブランドのアクセサリーを物色中。 私は本当に気に入るもの、ピンと来たものにフォーカスした方がいいらしい。 そう言いながらInstagramの広告でまた誘われてしまうのだけど。 fast fashionで『無理やり買う』という行為はもういいかなという学び。