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12月, 2021の投稿を表示しています

2021最後のお買い物

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  絵にならない節だらけの指で失礼します。   大晦日になりました。 前回の記事でお約束したのでギリギリになっての投稿です。   今年買ってよかったもの。 それはこの指輪。今年の自分へのクリスマスプレゼントでした。 実は一昨年くらいからこのデザインが気になっていたのです。      数年前から当時180度変わった私自身を称えるために 何か記念になるものが欲しいと常に考えていました。   その思いを果たせずにいるままにこの土地へ引っ越し、仕事始め。   あたふたしていたらそれまで以上に物凄いスピードでくるくると環境が変わり、 その度に順応するべく努力を余儀なくされた。   勿論辛くはありました。寝られないこともしょっちゅうあった。   そんな日々の中、自分では無理だと思っていた高すぎるハードルを越えられたと感じた時に、 ここに私が居たということを後々に思い出せるステイトメントピースが欲しいと思ったのです。 ステイトメントピースは、絶対にこの土地に関係していなくてはならない、と。   ことの始まりはインスタグラムから。 ひょんなことからローカルのジュエリーデザイナーさんを見つけて。   絶対にこの人にお願いするだろうと、ピンと来たのですよ。   そして、今年の始めに普段使いできる数本のスタッキングリングをお願いしました。 その後は自分の誕生日プレゼントにネックレスをオーダー。 またその後はペンダントを作っていただきました。   仕上がったチャームを引き取りにサロンへお邪魔するのも数回目という時に、 以前から気になっていたこのデザインの指輪を着けさせていただいて。   思えば一昨年初めてこの指輪を見た時に私のものになるだろう予感があったのかもしれないです。   この指輪を手にして、この土地を離れる区切りがついた。   これからは自分を見失いそうになったらこの指輪をつけて鼓舞したいと思います。   2021年は私にとって、とてもインパクトのある一年でした。   来年の引っ越しを想像したらかなりストレスを感じているけれども、  人生今まで大変だと感じたことの数々も、振り返るとさほど悪い思い出でもなく。   そんなことで55歳の私へ表彰状の代わりの指輪が今年一番の買ってよかったものでした。   では、良い年越しをお過ごしください。 (年越し感の全くないチリビーンズを食べながら)

UNIQLO

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    先月のこと、長らく迷っていた靴を買いまして。 迷った理由はちょっと若いかな?ということからでしたが、結果買って良かった。 その靴を買ったことでボーイズライクな装いが気になってきて、 UNIQLOのサイトで見た+J のパンツを試着してみたくて休日に夕方から街へ出てみました。   +J はフラッグシップストアのみの取り扱いなので、我が家から程近い店舗には扱いがなく、 完全なるUNIQLO目的のお出掛け。   実は出掛けたのは他にも理由があり。   この日は朝から娘達とフェイスタイムを繋げて、だけど何を話すでもなくただ繋がってるだけ。   さしずめ同じ部屋にいる様な雰囲気をお互いに確認してる。 これが案外と私たちには安心できるというのか。 私(母)と娘達が近すぎるかな?と、私自身がわざわざ問題視しようとしているところもあり。 一般的な世間のご家族の関係性ってどんなものなんだろうか。 55にもなって娘達としょっちゅう一緒。 どうもインディペンデントでないな〜という気持ちになり、 午後からどうしても一人で出掛けないといけない気がしたのです。   そんなことで行く場所がUNIQLOって。 ま、いいか。         パンツは履き比べてみてウエスト61がしっくりしたので購入しました。 ウエスト部分は随分と余裕あり、だけどヒップ周りはサイズ58よりもこちらの方が良かった。  このパンツ、かなりラインが綺麗です。(+J コットンテーパードパンツ) ネットで探してみてもあまり情報が出てこないのですけど、 今は人気がないタイプなんでしょうか????? 仕事にも綺麗めに穿けるしおすすめ。 年末駆け込みユニクロで、今年買って良かったものにランクインです。笑 今回は最初から頭にあったネイビーを買ってきたけど、黒も欲しくなってきました。 そういえば、今年の買い物記事をあげると言いつつ出来てませんね。(><) そんなこんなでもう年末ですが。   私は大晦日まで仕事があるので、帰宅してからひとつくらい頑張って記事をあげようと思います。   ここにいる間に絶対に買おうと決めていた物のことなど。     帰りに純日系寿司屋さんへ立ち寄り一人寿司。     思い立ったらすぐにバスやMRTで都会へ出られるシンガポール、しかも安全。   やっぱりこの便利さは捨て難いです。。。 

Sourdogh Bread で朝ごはん

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  今年最後となる Hiro Bakehouse へ。 今回は一つだけ残っていたサワードウも買ってきました。 私を待っていたのかも!と思ったタイミングの良さ。   そしてクリスマス限定のアイテムはTofu Maffinを2個。 本当はケーキを買いたかったのだけどホールの販売しかなくて、 流石に一人では食べきれないだろうと断念。 来年はないのでとても残念ですが、その代わりマフィンを頂いてきました。   Tofuと名前がついているのでほわほわ系を想像していたら全く違っていてザクザクした食感。 甘さがとても控え目でスパイスの効いた大人のためのマフィンという感じでした。 クランベリーやピスタチオ、カルダモン、シナモンが入っていてこの時期特有の香りがします。 少し摘んで、これはワインでいいかも♡と思い、慌てて冷えたワインで頂きました。 Candied lemonが上に乗っていてこのレモンがまた美味しくて。   来年アメリカに戻ったら嫌でも家時間が増えるので(アクテビティが少なすぎる)、 このレモンは作ってみたいと思います。   (忘れないようにブログに書き留めておく) 翌日の朝はサワードウブレッドを蒸した後で少しトーストしてアボカドを乗せて。 ほんのちょっぴりのピンクソルト、オリーブオイルと黒胡椒を挽いて頂きました。   パンのテクスチャー、とろりとしたアボカドとのコンビネーションが幸せになる美味しさです。   素材がいいと本当に美味しい。 実はパーフェクトなアボカドがあったので前夜からこのメニューを予定していました。 なので、思いつきで寝る前真夜中にシンプルなキャロットラペだけ作っておいて。 食が細くなったとはいえ、たまに欲望が湧いてくることがあります。   少し落ち着いたら以前に失敗した酵母作りに再挑戦してみよう。  

雨季のクリスマス

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    メインのクリスマスプレゼントは熟考に熟考を重ねて買ってあるのですが、 メインの他につけるちょっとしたものを買いに街へ出てきました。   クリスマスをここで過ごすのは予定では今年が最後。 それならイルミネーションをさらっと見てみようと、暗くなる少し前に家を出ました。 街には人が戻ってきている感じです。   ネットでリサーチしていたので予定していたクリスマスギフトも迷わず買えたし、  長らく迷っていたシルク生地にビーズを縫い付けたパスケースを自分のために買ってきました。     今は電車とバスの生活だけどアメリカに戻ればまた車生活、 パスケースの必要性はないのですけどIDホルダーになるかというところ。 このパスケースが可愛いのですよ。 この土地で生まれたブランドのもので、後々に思い出のひとつになりそうです。 日々バッグの中できらりと存在感を見せるお気に入りがあると心弾むもの。     ところで、この街の画像。   こういうものを公道で綺麗に撮るのは気が引けるおばさんなので控え目な写りで失礼。笑 毎年12月は雨季で、本当にびっくりするくらいの大きな雷を伴って大雨が降ります。 それが毎日続くことも。  クリスマスの雨というと この夜 のことを思い出して懐かしい気分になりました。 人も環境もほんの数年で随分変わるものです。        

HIRO BAKEHOUSE

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    先日素敵なパン屋さんへ行ってきました。 HIRO BAKEHOUSE    ここに住み始めた頃は日系デパートの地下にある有名どころのお店で買ったりしていたけど、 その後見つけた幾つかのベーカリーの食パンが美味しくてあちこちで買うようになりました。 特にお気に入りで 隔週で買いに行くお店 はあるのですが、  つい最近になってこのお店の存在を知って行ってみたのです。 SHOKUPANと名前のつく角食から想像するに絶対にオーナーさんは日本人だと思い込んでいた私。   私が日本にいた頃に取り寄せしていた長野のベーカリーさんにインスパイアされたと聞いたので、 お店に伺った時にレジの方に『オーナーさんは日本の方ですか?』と訊いてみたら違っていて。   インスパイアされたという日本のベーカリーのお話をレジの方にしてみたら、   『え!実はオーナーは姉なんです!絶対にあなたのお話を聞いてみたいはず!』   とお姉さんに紹介してくださって私が知るパン屋さんのことを色々と、暫し表で立ち話。   ほんの短い時間だったけれど、外国で全く初めての方と情報を共有できたことが新鮮でした。 日本やヨーロッパへ旅行した時の経験がベーカリーのコンセプトになっているとのこと。 とても柔らかないい雰囲気のご姉妹で、またお店へ伺ってお話しするのが楽しみなんです。     この日はプレーンなタイプの食パンと、紅芋入りがあったので気になって買ってみました。       添加物なしなので、保存は3日まで。それ以上は冷凍してくださいとメモ書きあり。 まずは帰宅後にそのままで。   食感がブルンブルンで、耳まで柔らかくて美味しい!   残りはメモ書き通りにスライスして冷凍庫で保存。 気が利いてるなと感じたのが、食パンの袋がとてもしっかりしていて、 よくあるコーヒー豆の袋の様に、取り出し口にワイヤーが入っているのでそのまま冷凍しやすいこと。 翌日にまた紅芋入りをトーストで。 トーストすると耳が軽い感じで焼き上がり、紅芋の部分は焼き芋みたいで、 これはまた別の美味しさ。タイプしていてまた食べたくなってきた。笑         クッキーとフィナンシェがあったので買ってみました。   メニューは週替わりで、インスタグラムやHPで告知されます。 クリスマスが近いのでクリスマスだけの特別メニューがあるらしくて、 今年はこ

12月

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  12月に入った。   またゴバンノアシの花が咲き乱れる季節になった。常夏の微細な季節の移り変わり。 ブースターショットを打った帰り道、ちょうどひらひらと花弁が落ちて来たのに遭遇する。 ここでの初めての12月にこの花を見つけた朝のことを思い出し懐かしい気持ちになった。   今年の12月は、2021年最終月ということよりも、 私にとってはここでの暮らしに終わりが見えてきたことの方がインパクトが強い。   何ならクリスマスの飾り付けすらしていない。 いつもならサンクスギビングあたりでは少なくともドアにリースは飾るのに。   昨年はコロナ禍という目に見えない相手と対峙していたら一年が終わってしまった感じはあれど、 毎日が未知で日々変わる政府の対応にあたふたしたり 身内の他界など本当に色んなことがありすぎて、今思い出すとそれなりに長かったように思える。   だけど今年は。   名実ともに子育て終了。しかもコロナ禍で大学に入る娘を外国に送り出す。 (なんとチケット予約者以外は空港内にすら入れなかった)  特に娘が去った後のこの半年はとてつもなく早く過ぎてしまった。   渡航前夜に私と一緒に寝たいと言う娘と、久しぶりに娘のベッドで並んで寝たこと。 娘の部屋に入ると暫くの間はその日の娘を思い出した。   渡航当日に空港までのタクシー内で私の手をぎゅっと握ってきた娘は、 それほどに不安だったのだろうなと思う。 一週間ほどは娘の滑らかな手の感触がまだ残っているのに当の娘はいない不思議さと、 海の向こうで無事にやっているのかという心配から不安感に襲われたりもした。 また、街へ出ては娘を思い出し、突然に鼻の奥がツーンと痛くなり思わず涙が出そうになったり。   仕事中のオフィスでは度々目の前がふらっとした。 実のところ私はあまり眠れていなかったのだと思う。   それでも娘の不在には徐々に慣れてきて、おかしな事には現在私の周りにいてくれる人達、 特に職場の同僚たちとの関係が以前よりも近くなった。   それは私が私でいられているといえばいいのか、 今までならどこかにお母さん然とした部分があったけれど、 すっかり娘と離れ、環境に慣れてきたら母親気分が抜けてきたんじゃないか、と。   今は職場の皆と親しくなればなるほど離れ難く思えてきてちょっと困っている。 癖の強い英語の雑談を聞くともなしに聞い