11月

このブログのトップ画面にひっそりと置いてある昔のブログ。 シンガポールへ引っ越したタイミングでどうするか迷いつつ、そのまま続けてしまっていました。 パンデミックに入った辺りから何となく自分の中で物事の理解が変わり、 何のプランも無しに新しいブログを始めてしまったという経緯があります。 昔のブログをたまに眺めるのだけど、その時にじんわりと心に染みるのは普段の景色。 寝室の窓から入る11月の夕日がブラインドの影を作っていて、その柔らかさにほっとします。 一年経ってやっと自分の場所が出来たなという気持ち。 この家にもあとどれくらい住むのだろう。 なんて、そんなことが頭によぎる様になったので、後で見返して懐かしく思う光景を残しておこうと思ったのでした。 先月の終わりぐらいからパソコンに向かうことが増えていました。 ホームオフィスの窓の前にある庭木の葉が落葉し始め、障害物がないので室内が明るくなっています。 この木にはまだ少し赤い実が残っていて、毎日鳥たちと栗鼠で取り合いです。 たまにブルージェイも来るのですが、青い鳥がちらちらと動くのを見るのは良いものですね。 それだけでツキがある気分になれる。 2023年も11月の終わりに差し掛かって、今年も残すところひと月と少しとなりました。 このひと月はとある事でとても悩み、迷いがあったのですが、覚悟を決めたら吹っ切れました。 先を想像してちょっと緊張感はあるのだけど、後悔はありません。 (大袈裟だけど) (決して悪いことではないので) 毎日同じ様でいて、少しづつ変化する季節。 今年の春のことを思い出しては、「思えば遠くへ来たものだ」な、と自分を褒めているところです。