外気温16度
5年以上ぶりの外気温16度の体感は、清涼感があって気持ちがいい。
今週からは予報通り、2、3日に一度の30度近い日が来るけれどあとは25度くらいと、
ヒートウェイブは収まりあっという間に秋が訪れるだろうPNWのお天気。
昨日はバルコニーの手すりにソーラーで点くタイプのライトを設えた。
以前の娘の部屋にもバルコニーはあったのだけど
その三倍の広さになったので長さが足りなくて急遽DIYストアで買って来てもらった。
こうして物が増えて行くのだな…..苦笑
実は一昨日の夕方5時頃に(PNWの夏は4時から5時くらいにかけて日差しが強くなってくる)
手持ちのソーラーライトを設置、暗くなる9時頃にパッと灯りが点くととても可愛くて、
ほんの13ドルくらいのものだけど今年買ってよかった物の5位以内に入るね、と
娘とほくそ笑んだりして満足感を母娘でシェアしたという。
問題はこれから曇りがちになるこの土地で、ソーラーライトがどこまで活躍するか。
この日の月がふっくらし始めた上弦の月で、その姿がまた可愛らしくて、
チラチラと揺れる小さなライトの灯りと相まって、暫くぼーっと外で灯りを見ていた私。
ここ数日、心の底から感じるのだけど、
北米に戻ってきたら生活の中のここそこに収めておきたい場面が多い、ということ。
家の設えを楽しめるからだろうか。
それとも自然の中で咲く色とりどりの花々や果実に目を奪われるからだろうか。
シンガポールでは4階建のあんなに大きな家に住んでいたのに、
全くと言っていいほどこういう感覚にならなかった。
何かね、なんと形容すればいいのかどうもハリボテ感が溢れていたんだなぁ。
とは言っても湿気のある常夏の懐かしさ、そして5年間も住んだ愛着はあるのですけど、
残りの人生をあそこでずっと住むと考えたらちょっと辛いと思う。
でも。
昨日は夕方の明るい日差しを浴びていたらふと、
シンガポールで住んでいた街の最寄駅でバスを待っている感覚が戻ってきた。
ちょっとだけホームシック。
