遡ること7月。渡米までカウントダウンのある日。
そんな時に私はまだどうしてもSGローカルブランドの洋服が気になっていたのです。

白のロングスカートをECサイトで見た時に欲しいなと思って。

このブランドの服は見るとすぐにソールドアウトしてしまっているし、
海外発送となると送料もかかる。SGにいるうちに試着もしたかった。
当時滞在中のホテルからは店舗のあるモールまで歩いて行ける距離。
これは行かねば!と、夕方散歩のついでに試着しに件のモールへ行きました。

たまたま着ていた黒のティシャツにこのスカートを穿いてみたら、あれあれ可愛いじゃないの。
そして出発カウントダウン、最後の最後に服を買う。
綺麗なショッパー、レシートは専用袋に入れてくださり、
これらはそのまま私のスーツケースへ収まってそのままアメリカへ。





先日何となく白が着たい気分になって、あ、そうそう、あのスカートがあったね、と
散歩するためにゴソゴソとスーツケースから出してきた。
(まだスーツケース二個に入った服のみで生活しています。そろそろしんどい)




まだ夏日の暑さだったので足元はエアリフトを穿いて娘とカフェへ。
この靴、本当に万能だなぁと思う。色違いを一足、黒も替えにあと一足欲しいくらい。

Our Second Natureの服は縫製が丁寧で色柄はオリジナルで製作されており、
何処かしらアジアのテイストがありつつ、上手く今の雰囲気に融合させてると思う。
お店に行くと客層は学生さんやキャリア層の2、30代、そして私くらいの年代までと幅広い。

このスカートは厚めのオーガニックコットン製、チープさがないばかりでなく、
加えて裏地とポケットまでついている良心的さ。




白繋がりでこちらも。最近私がよく着ているドレスはZARAで買ったもの。
裏地なし、下着選びは必至。
だけど、ボリューミィな袖の今時のモード感に気分が上がる。

何となくシンガポールでは気が引けて着られなかったけれど、
戻ってきてからはちょっとウィンドウショッピングや街歩きするときによく着ています。
夏の終わりにちょうどいい。
何ならショッピングバッグを肩掛けしてちょこっと普段のグロセリーを買いにマーケットへ、
そんな時の『その辺着』でも全然オッケー。


先日モールへ行った時のこと。

「今のアジアンの人、マミーのことをバッグから靴までジロジロ見てたね。気がついた?」
「マミーと違うタイプだけど同じくらいの歳じゃないかな」
と娘は言うのだけど、当の本人は全く気が付かず。
いいおばさんがこんな服着てと思われてるのかなぁ、と少し気になりはした。
(小心者)

そんな事を言う私に娘曰く、
どんな田舎に居たってお洒落してダメなんてことないさ。
歳を取っても自分の気分の上がる服を毎日着て何が悪いの。
ここの刺激がないところが本当に好きじゃない。
出社するのにもレギンス穿く人いるんだから。レギンスは運動する時でいいよ。
自分はいつもお洒落していたい。
常にレギンスでどこでも行くことに流されたらそれ以外のものを着ることがなくなる、と。

ほんまそれ。

TPOを考慮しつつ、とはいえ年齢で着られるブランドを決められたりは窮屈だ、
とも言っていて納得することしきりでした。

これからも好きなものを着るぞ。と再確認したもうすぐ56歳なのでした。



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