脳内日記


週明けから雨。
いつもなら朝食を摂る前に歩きに行くのだけれど、
昨日から今日は雨だと知っていたから朝のトレーニングだけして勉強。
思うところあり今は学生時代を思い出しながら数学の問題を解いたりしている。
意外と覚えているもので驚きつつ、間違いというとケアレスミスが多い。
 
大きなカップで紅茶。
2年ほど前に次女が母の日にくれたアールグレイの茶葉は少しずつ飲んでいて、
でも流石にそろそろ無くなりそう。
このアールグレイの香りは今も開ける度にうっとりする。


 
 
 

 
 

 
こうしてどうでもいいことをつらつら並べてブログを書いているけれど、全くもって文章力なんて培われないなと思う。
後から読み返してみると、書いた当時の心持ちなどが透けて見えるというか。
誰に向けて書くのか、下手に格好をつけると軽さばかりが目立って自分に嫌悪感を覚えてしまう。
 
ある意味、脳内日記でいいよね?
 
☆☆☆
 
先ほど触れた勉強のための教材を探そうと幾つかのワードで検索していて思い出した人。
『羽仁未央』さん。
 
学生時代にどういう経緯だったか忘れたけど未央さんのことを知った。
お父様で映画監督の羽仁進さんと並んだ写真が印象的だった。ほぼ私と同じ歳。
未央さんは義務教育を受けないで海外で暮らされていた時期が長いということで、あの当時の私はそんなこと出来るの?と訝しんでいたのを覚えている。
既にそれから40年は経ち私はアメリカで暮らしていて、 ここで自分の子供を育てる間にも幾度となく耳にし、目にしたHomeschoolingという教育スタイル。
日本ではどれくらい浸透しているのか知らないけど、ここアメリカでホームスクールは既に社会から理解を得ており州単位での一定のカリキュラムが取られる。
 
話は羽仁未央さんのことに戻る。
羽仁未央さんが数年前に亡くなったことは知っていたけど、彼女がどんな形で教育を受けられたのか気になったので検索してみたら、10代後半で書いた文章がひらがなばかりで叱責を受けたということを書かれているブログを見つけた。
 
お父様が映画監督だったことから文化的背景は十二分にあったのだろうと想像する。
大人の中で成熟した語彙力を培い、それらを漢字で書くことはできるようになったのだろうか。
日本の義務教育上で毎週10を超える漢字の書き取りクイズ、からのテストと、あれだけ書いていたから読めるけれど書くとなると漢字を忘れつつある私。どうなの、これ。
 
私がこうしてブログを書く大きな理由の一つとして、頭の体操というのか、日本語を連ねる練習をしているようなところがある。
こうして書いている間にもタイプする手を止めては考え、たまに日本語が出てこなくてネットの英和辞典で英語の語彙から日本語を探してみたり、『てにをは』がおかしいと戻ってはタイプし、を繰り返す。
 
日本語でブログを書きつつ、加えて英語を忘れないようにテレビは殆どが英語のドラマを観るように努めている。
流行っていても決して韓国ドラマは観ない。
韓国語が分からない上に英語のサブタイトルを追うのについていけないから避けている。
加えていうと、私にはそれぐらいの英語力しかない。
中国語学習は依然として続けていて日に最低30分を自分に課している。
付け加えて今は別の勉強をしたりして、言うならば脳トレ?
 
父方の叔父は若い頃から豆腐屋として商売を始める傍らで農業も営む兼業農家だった。
子供の頃の思い出の中の叔父はそんなに話をする人ではなく、夕飯を終えると翌朝の為に早々に床についていたのを覚えている。
9人兄弟の真ん中で経済的に学校へ通うことが叶わなかった叔父は、60歳を過ぎた頃から勉強を始めたと聞いた。
中学以上の勉強をすることが叔父のバケットリストの中の大きなものだったのだろうと思う。
その話を聞いた時に、叔父ともっと話す機会が欲しかったと心底思った。
 
バケットリストの内容は他人から見て特段派手なことである必要は全くなく。
これはやっておきたい、と考えることを日々粛々と続けていこう。
 
脳内で色んな考えが交錯したので取り急ぎ覚え書き。
 
  
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