氷点下の日々
オンラインミーティングのセッティングをしながら朝日を眺める贅沢な朝。
本当は出勤の予定だったけれど、悪天候を予想して自宅勤務になりほっとした。
久しぶりのフルタイムは業務内容は別にして、環境に慣れない感覚があり。
前職と比較してしまっている自分は駄目だなと思う。
直近の仕事は大企業だったからか、選ばれた人が駐在として来ていたのだろうな、と。
前職の直属の上司のお人柄をとても尊敬している。彼の仕事の仕方を忘れられない。
私を含めた全ての彼の部下は、彼のことを心から好きだった。
今思ってもすごいなぁと思う。本当に皆が皆、声を揃えて大好きだと言っていたのだから。
今も時々思い出すのは、一度打ち合わせの後で彼が私のデスクに来て声をかけた時のこと。
『すいません。さっきは私、感情がちょっと顔に出ていたと思います』
『別件で気になることがあるので』『自分はまだまだだなぁ』と。
私は全くそんな風に感じなかったし、しかも部下にそんな風に言える人って、と驚きしかなくて。
広い構内をあちこち動き回っていて探すのに苦労した。
私は彼のお手伝いをする立場だったので、それ故に全ての部署の人と関われ学びが大きかった。
またあんな人と仕事をしたい。
本当に楽しい部分が見いだせられないので、せめてもの思いで出勤前の朝はスタバでコーヒーを。
この数十分で気持ちを切り替えてオフィスへ向かう。
う〜ん。ちょっとなぁ。
服でも買って気分でも変えていこう。
最高気温でさえ氷点下の日々で、バルコニーに置きっぱなしのキャンドルが凍っていました。
丸一日の停電だったので、買い物した冷凍食品はそのまま外へ。
UWのキャンパスにある池ではアイスホッケーが出来ていたらしい。
私も氷の上を歩きたかったな。
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昨年の今頃は3月の来日スケジュール組みと予約で忙しかった。
3ヶ月、半年、一年で随分と状況は変わるもの、直ぐ先のことすら分からないしね。
まずは3ヶ月頑張ってみよう。

