本屋と歯科検診



ロックダウン以来とても久しぶりに街へ。

行くからには、とあれやこれやと買いたかったものを買い、それでもまだ不完全燃焼だったのだけど、数日前にチェックしていた本が日系ブックストアで見つかった。

これでメモ代わりのマックのNotes内の『本』カテゴリーからやっと一冊消えた。

外国で日本の本はとても高いし、アメリカに戻れば洋書は読もうと思えば図書館で借りられるので本を買うことをほぼしなくなっていた。
でも、この本は手元に置いて読んでみたいと思ったので見つかってとても満足。

今回は本屋の雰囲気を存分に楽しんだのと、娘を待つ間に読んだ数ページでわくわくするほどだったので、これからは少しの贅沢だと思い読む分だけ数冊ずつ買っても良いなと思えた。

書店では、店員さんにiPhoneの画面を見せて「この本を探しているのですが」と訊いた時に何となく違和感を感じ、いざその場所まで案内してくれた日本人らしき店員さんが迷いながら小さく英語を使われたので、やはり私を日本人だと思われなかったらしい。
余程大声で日本語を話していない限りこういう事が増えてきた。



この日の一番の目的だった歯科の検診では、食いしばり/歯軋りの兆候がありますね、ストレスでしょうか、と担当ドクター。

クリーニングと、前歯のどうやら歯軋りで薄くなったらしい部分にレジンを埋めてもらう。

自分で気になっていたのは、歯軋りで歯が揺れた感覚で覚醒してしまった事がこの数ヶ月で一度あったこと。
これはちょうどロックダウンが始まったくらいだったと思う。

ドクターにそれを告げると、ロックダウン以降に歯を折ってしまった患者さんを数人診ましたとおっしゃっていた。
コロナ禍の環境変化により想像以上に感じているストレスは誰もが皆持っている。

他の患者さんへの啓蒙にしてくださいと、ある患者さんがドクターに託された携帯での破折症例画像をチラリと見せてもらった。

冷やしたチョコレートを噛んだことによりパッキリと歯茎に向かって歯が二つに折れていた。
まだ私より随分若い方だということは歯茎の健康さ、他の歯の綺麗さで見てとれる。

それほど若い方でもこうなってしまうのだから、今まで以上にもっともっと気をつけなければと、舌が上部口蓋についている様に常に意識をしながら帰ってきた次第。

50代以降の美しさを保つのに有効なのは、まずは健康から。
(ここでの美しさとは美醜を語っているのではありません)

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