思い出

 
先週のランニング時の朝の空が素晴らしかったのです。

家を出る時はまだ真っ暗なんだけど、走り始めて少し経った頃から空がオレンジ色になってきて、
海に続くキャナルまで到達した時のこの空に思わず足を止めました。
 

 

 

 
ここに越してきた時は9月。
 
今の家の鍵をもらい、とある朝に登校前の娘と二人でホテルから家までタクシーで移動し(この日からスクールバスの送迎を自宅からに切り替えた)、この時に見たバルコニーからの朝日が黄金色で感動したことを思い出しました。
 
十数時間のフライトでこの国へ到着してひと月半後でした。

ジプシーさながらに数カ国間の移動を続けながらの生活で一番ほっとさせてくれるのが、移り行く季節の空を体の全感覚を持って感じることとでも言おうか、この日もほんの数分で変わる空の画像を撮りながら、今ある問題をすっかり忘れていた私がいました。
 
朝のほぼ同じ時間に同じルートを走っていると、道中見かけるメンバーの顔ぶれは同じで、この日、いつものベンチに腰掛けて暫しの朝の涼しさを満喫されているおじいさんが、画像を撮る私の隣に来て、『何だ何だ』みたいに空を眺め始めたのがおかしかった。
 
いつもの私といえば、絞れるくらいに汗だくになりながら脇目も振らずのマジ走りですから。笑
 
思い出の一環として始めたブログなので、後でこの画像を見返して胸が締め付けられるくらいの懐かしさに浸るのだと思います。




 

普段使っているマックに外付けのストレージをつけています。 
今回撮った画像をアップロードするのに番号を入れたら、同じ番号で上の画像も選択されました。
 
こちらはかつて日本で住んでいた自宅リビングから見た空。
 
同じ番号が思いがけず空繋がりでちょっと嬉しくなったのでした。



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