Orange colour
画像をスクロールしていて目が止まったオレンジ色。
次女が高校のアートクラスの初年度、しかも初っ端の課題で描いた絵のドラフトです。
私はこのタッチが好きで、 今もiPhoneのライブラリにこの画像を残しています。
次女が高校の2年目にいきなりアートクラスを取ってみたいと言い出した時に、咄嗟に思い出したのが、彼女が小学校2年くらいに私と一緒に行った飲み屋のカウンターで描いたとても描写的な鉛筆書きの蛙の絵でした。
マスターが、『これから◯ちゃんのことを画伯と呼ぶよ』なんて言って大笑いしたのが昨日のことの様です。
小学校の授業で大小様々な大きさのかぼちゃが転がる様子を描き、それを当時持っていた私のSNSアカウントに投稿したら、セレクトストアのオーナーさんから『ファブリックになるんじゃないですか?』とメッセージを頂いたりして。
次女は描くことが好きというよりも、生活の一部のようになっていると感じることがあります。
結局、高校生活ではアートを3年間続け、最終的にAPクラスを終了しました。
そしてつい先日、娘から家に置いたままになっているアートサプライを送って欲しいと言われ。
娘とフェイスタイムを繋げて、山の様にある画材の中から必要なものを選んで送りました。
入学した大学では全くアートとは違う理系のメジャーを選んだ娘だけれど、
蓋を開けてみると、高校のAPアートクラスまでがクレジットに加算されていて。
一時は一日中絵を描いたりしている娘を心配しながら黙って見ていた私。
結果オーライとはこのことでしょうか。
今でも次女は毎日何かしらに落書きをしています。
最近では絵本を描いてくれないかとオファーを貰っているみたいです。
『どうやら荷物はイリノイに到着した様だよ』と教えてあげたら、
これで色付きの絵が描ける、と喜んでいました。
このお花を見ると集中して絵を描く次女が目に浮かびます。
そして必ず私の頬がほころぶのでした。

