読書記録 (定期ログ)音読のベネフィット



真夜中にありがちな 取り立てて理由のない不安感に襲われる現象。
中途覚醒してその後でどうにも寝られず、
こんな時には楽しさがある軽めのエッセイなどを読む。

雨宮塔子さんの本を借りた時に、フランス繋がりでこの本を見つけた。
カレンダーの日付とともに、パリの一年間のイベントや風景が綴られた本。
一ページが1日になっていて、ページごとで内容が完結するのが件の夜にはぴったりだった。

パリ住まいにはちょっと憧れるけれど、年齢的に無理があるかなぁ。
例えば娘のどちらかがフランスに移住とか。そうするとたまに行ったりできる。
などと現実性に乏しいことを想像してみたりして。

イマジネーションは人生に必要ですし。
しかも想像するだけで誰にも迷惑かけないし。(笑





今のところ図書館で借りているのはこの二冊のみ。残念ながら小説は無し。

先日紹介したPachinkoほどの大作にはまだ出会えていなくて。
向かって左側のお金についての本は私には珍しく選んだ内容で、
今一度自分の過去へ目を向けるきっかけになり悪くない選択だった。

当たり障りのない文章なので思い立ってこれを音読してみたら
これが想像以上によかったので音読を続けてみようと思っているところ。

理由1、
日本語で会話することが少ない私にとって視覚から入る日本語を音読することで脳のトレーニングになる

理由2、
なるべく聞き取りやすい滑舌を目指すと顔面筋肉のとても良い運動になる

ストーリー性の高い小説だと心の機微を表現しようとしてしまいそうで、
そうすると私は “音を出し発話する“ ことへの注力が散漫になると思うから小説は選ばない。

音読、おすすめします。




少し前までは“さくらももこ“さんのエッセイが、
外国住まいにおける元気が必要な時の私の本棚の定番だったけれど、
同年代のさくらさんが亡くなった今は読むと寂しさが込み上げる様になってしまった。

これもまた歳を重ねて行く中で避けられない現実かな。

とはいえ日々は毎日続いて行くわけで、楽しいことをより多く拾って生きていきたい。

バルコニーに出るドアのブラインドをあえて開けておく理由。
朝起きた時にここから見える風景がとても気に入っているから。



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