Words I recall from time to time



スーパーへ行くと必ず手にとるもののひとつがグラノラです。
日常的に行くスーパーでは品揃えは変わらないので、あちこち行っては値段や種類を比較します。
幾つか譲れない条件があって、その一番がアーモンドが入らないこと。
理由は歯を守りたいから。

経年変化でエナメル質が薄くなり、ミクロでヒビの入っている50代の歯。

自分の体を労りつつ運動を続けたり美容に気をつけたりしていますが、
人間というもの老化には勝てません。
それに折り合いをつけつつ生活を心地良いものにしていく必要があります。
今歯が一度割れてしまうと歯根のどのあたりまで進むか、想像に難くない。
なので割れの原因になりそうな食材には気をつけています。



5年前に住んでいた時に比べて1ドルくらい高くなっている気がするグラノラ。
今回はQFCでメンバーカードを持っていると安くなっていたので買ってみました。
アメリカにしては随分と甘さの少ないグラノラでした。

自家製のヨーグルトに少しagaveで甘さを加えて。
最近まではちみつを入れていましたが、サラッと感が欲しくてagaveにしました。



買ったお店はHome Goodsという家の設えやキッチン用品などのディスカウントストアです。

こういうお店の食品コーナーを見るのが割と好きで、
娘がいうには以前シンガポールのインスタント麺を見つけたと。
意外にもスパイスなんかもスーパーより安く見つけられたりします。(ラッキーだったら)



あとはワールドマーケットの食品売り場も楽しいです。
一月ほど前に行った時はバルサミコビネガーを買ってみました。
お値段の割にはフルーティでとても美味しい。
夏が終わる前に見つかってよかった。トマトサラダのために探していたから。

ワシントン州は食材となる加工品以外の食品には消費税がつかないので
バルサミコビネガーもそのカテゴリーに入ります。
こういった材料を巧みに使って日常の食卓が豊かになります。

アメリカに住むようになって学んで行ったことの一つに料理があると思います。
日本にいた頃はドレッシングひとつとっても色んな種類、味があり、
冷蔵庫の中に瓶が溢れていました。
さて、アメリカではというとベースになるものでアレンジしていく、
そういうことを学んで行ったと思います。

まだ2歳児だった娘を連れてここに引っ越してきた当時、
プレイデイトで知り合った方が、当時常に不安でいっぱいだった私に言ってくれたこと。
「子供を産んですぐの時は私も辛いことが多かったけれど、
 日々過ごすうちに学んでいきますよ。心配しないで」と。
海を超えて引越しをし、その度にその土地での暮らしにアジャストしていく過程で
いつもこの方のことを思い出します。

気にかけてくださって度々電話をくれたのにそのうち私は酷く鬱になり、
自ら人との関係を希薄にしていってしまった。
またそのあとで浮上(?)してきましたが、
それがこの方が言っていた“学び“の後だったのでしょう。
人間生きていると色んなステージがあるものです。

10月も終わりです。
戻ってからのこの3ヶ月で以前とは違うステージでの学びがあったと感じているところです。

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